朝日ヘラルドの記事

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お友達のてまりさんがご自身のブログにUPされていたのを
お願いしてこちらに頂きました。
てまりさんありがとうございます。
是非読んでみてください

原文はこちら

フィギュアスケート/2008NHK杯
黒鳥の出現 
アメリカのジョニーウィアー

BY ROB SMAAL, STAFF WRITER


アメリカ人フィギュアスケーター、ジョニーウィアーは日本で最も人気のある外国人スケーターの一人である。日曜の夕方6時に、NHK杯で、織田信成に次いで2位になったあと、ウィアーには4人の警備部隊が必要となった。東京のホテルのロビーにはたくさんの女性ファンがサインをもらったり、携帯で撮影をしたりしようと彼を待っていたので、彼をガードしなくてはいけなかったのだ。

ペンシルバニア出身の24歳の彼は、3度全米チャンピオンになり、2004年のNHK杯の金メダリストでもある。ウィアーはまた、ちょっと変わったスケート用の衣装でも知られていて、2006年の世界選手権で着用した黒鳥の衣装は特に知られている。彼のファッションとスケートは大体において非常に印象的だが、しばしば彼の口から漏れる言葉も多くの注目を集めてきた。

ウィアーはよく人の口に上るスケーターで、数年間話題を提供し続けてきた。自分のことを「プリンセスらしい」といい、かつて自分の演技をライバルのものと比べて次のようなコメントで表現したことがある。「僕の演技を見るとき、(ファンは)コニャックとタバコを手にゆったりと座り、「あー・・・・っ!」といいたくなるんだ。でも彼のは、ウォッカとコカインで楽しむようなものだよ」

ウィアーのコメントは過去には彼を少し窮地に立たせてきた。最近では少しトーンダウンして話すようになったものの、いまだに時々ちょっとしたお楽しみを提供することをやめられないでいるようだ。

IHT/Asahiは、12月10日から14日までソールで行われるグランプリファイナルに備えて数日間東京に滞在しているジョニーと、しばらく落ち着いて話すことができた。われわれは、彼のロシアに関するすべてのものへの愛情から、ピザにどんなトッピングを乗せないかということや最近のヒットコメディ「ブレイズオブグローリー」についてまで、様々な広い話題について話しをした。


Q:あなたはどうしてこんなに日本で人気があるのですか?

日本だけではなくロシアでも中国でも韓国でもそうだ。それは僕がどの国に行っても心を開いて、自分がすごいアメリカ人だという態度を示さないからだと思う。旅行をするたくさんの人たちが、スポーツマンとか、セレブとか、歌手とかそういう人たちだけど、彼らが、自分が最高で他の場所からは何も学ぶことは無いと信じたまま、あちこちに出かける。僕は人々が(僕がそういう人間じゃないと)感じてくれるんだと思う。それに、僕が優れたフィギュアスケーターで、日本のファンがそれを評価してくれるのだといいと思う。


Q:日本語を勉強していると聞いたのですが、本当ですか?

少し、本当にちょっとだけ勉強した。毎日コーチ(ガリーナズミーフスカヤ)とロシア語で話しているから、たくさんの語学を身に着けるのはとても難しくなってきている。あんまりたくさんロシア語をしゃべっているので、時には英語さえ変な英語になってしまうんだ。


Q:ロシア語は達者なんですか?

達者というわけではないけれど、毎日一日中その近くにいたら、生活の一部になってそのうち英語さえロシア語みたいに話し始めるものだよ。


Q:最近ではスケーターのために衣装をデザインしているという記事を読みました。もっとそういうことをやってみたいですか?

そうだね。僕はあらゆるスケーターのためにデザインしたい。だって、僕はスタイルに関していいセンスを持っているし、どんな格好でどんな音楽をやったらいいかということにもいいセンスがあるんだ。自分の(衣装を)デザインするのは、自分が何を着てどんなことを演じるかをしっかりわかっているからだ。フィギュアスケートの衣装は歴史的に、狂いじみていて、度を越していて、ふわふわしていて、きらきらしているもので、それこそあるべき姿なんだ(笑い)


Q:お母様がご一緒に日本に来ていますね。家族はとても重要ですか?

家族は僕にとってとても重要だ。家族からは2時間位はなれたところに住んでいるけれど、めったに会いには行かない。練習のスケジュールがすごく厳しいので。母は12歳のときから僕と一緒に試合に来ている。彼女がここにいるのは、反響を知るためにいいし、落ち着くんだ。それに、彼女も出て行って世界を見るのを喜んでいる。


Q:趣味は何ですか?あなたがリンクを離れたときにすることは?

ニューヨークのごく近くに住んでいるので、週に3回はニューヨークに行き、レストランや劇場に行ったり、フィギュアスケートから離れるためにできることを何でもする。何でもいいんだ。ショッピングや、読書、デザイン、ウィークエンドや休みの日には、フィギュアスケートについて考えたくない。


Q:普通は週に何時間くらい氷の上に乗るのですか?

週に5日、一日に3時間くらいで、あまり多いようには聞こえないだろうけれど、ロシア人コーチについているときには、氷上にいる3時間にすべてのことが詰め込まれるんだ。だから前の夜には必ず、良く休んで、練習に耐えられるだけの食べ物を食べなくてはいけないんだ。僕の生活のすべては練習と試合を中心に回っている。


Q:最近アイポッドには何が入っていますか? どんな音楽を聴いていますか?

言葉を習うのに役立つから、ロシアの音楽をたくさん聴いている。クリスチナアギレラのすごいファンで、もうずっとずっと長い間そうなんだ。彼女は絶対すごいよ。ジャスティンティンバーレイクとか、フレミングリップスや、エルトンジョンも好きだ。好きなものの幅が広い。音楽を使うスポーツをやっているから、新しいものや興味のあるものをいつも聴いているんだ。


Q:次の文に言葉を続けてください。「日本のレストランで僕はいつも・・・」

はまち、つまり、はまちのすしを注文する。


Q「僕が耐えられないものがあるとしたら・・・」

不潔なこと(笑)


Q:「出かけるとき手放せないのは・・・」

サングラス


Q:「もしフィギュアスケーターでなかったら、たぶん・・・」

「大学に行っていた。2週間語学を勉強して、それから大学に行くこととスケートをすることを一緒にうまくやることはできないだろうとわかった。だから、勉強をやめたんだ。僕の人生の次の部分に何が来るのかを見いだすのはとても興奮することだが、僕としてはぜひファッションデザイナーになりたいと思っている。


水曜日の新聞でロブスマールの、ジョニーウィアーとの対話、パート2を読んでほしい。

フィギュアスケート2008NHK杯
わが道を行く 
アメリカのジョニーウィアー


インタビューの第2部では3度の全米チャンピオンが、ウィルフェレルの映画、「俺たちフィギュアスケーター」の中で、彼のロシアへの偏愛について笑いものにされたことについてや、人生での最大の後悔、そして、現在彼を縮み上がらせていると自分で言っていることについて、話をした。


Q:ウィルフェレルの「俺たちフィギュアスケーター」というスケートのコメディ映画をご覧になりましたか?もしご覧になっていたら、どう思われましたか?

その映画の役の一人は僕をもとにしているから、観て、どんなことをやっているのか知りたいと思っていた。僕は物まねをされたり演じられたりするということは、最高のお世辞だと思うから、かっこいいことだしおかしいと思っているよ。フィギュアスケーターにとって映画でのすべてのことは実際のフィギュアスケートと比べるととても年齢制限のある内容に見えるね。かなり稼いだようだし、いい映画だったんじゃないの。


Q:プロデューサーは映画についてまったく相談しなかったんですか?

一場面だけちょっと出てみないかときいてきたけど、スケジュールの都合でできなかった。でも、役の一人は大雑把に言って僕を基にしているとは言っていた。鳥の格好をした衣装は僕のスワンの服をからかって作ったものだ。すごくいいと思うよ。弟のともだちはみんな彼に聞いたそうだよ。「ねえ、あの映画でお前の兄さんを笑ってるんじゃないの?」ってね。みんなすごくかっこいいと思ったそうだ。


Q:あなたの人生についてまじめな映画を作るといったら、誰に演じてほしいですか?

僕じゃなければ、エイドリアンブローディかな。彼はすごい俳優だと思うから、彼にやってもらいたいな。背が高くてやせていて黒い髪だ。


Q:今までのところ、人生の最大の後悔は何ですか?

最大の後悔は自分を信じられないときに感じる。この競技は熾烈で意地悪なスポーツだし、だんだん年をとってくると、最後の日に手にしているものはは自分自身だということを理解するようになる。この競技でも、人生でも、どんなときでも、何よりもまず、自分を信じ、愛さなくてはいけないんだ。自分を信頼し、自分自身を信じられなかった時のことを振り返ると、そのことが一番思い返してつらいことだし、悔やんでいることだよ。


Q:ピザに乗せるもので大嫌いなものがあるのですか?食べられないものが?

ブラックオリーブとアンチョビーだ


Q:あなたはよく人口に膾炙される人として知られています、フィギュアスケーターのヨギベラのようなものです。メディアはあなたが今人を面白がらせることを期待していると思いますか?

引き合いに出されることやおかしなことも、それが僕だ。僕はちょっと変わっているし、言いたいことを言いたいときや、物事を感じたときに言っている。でも、多くの人たちが僕がどんな人間かを知り始めたとき、オリンピックのころだけど、そのときには僕はまだずっと若かった。スポットライトの下に引き出されて、アメリカですごく人気のあるスケーターで、愛憎含めてみんなの気になる人間だとしたら、もちろん、そういう人間でなければいえないようなことが口から出てくるものだ。でも、僕は頭がいいし、自分が何か物事について話したり、そのことが実際にはどういう意味があるのかとかその成り行きを十分理解したりできるだけ、賢いし、だからもし僕がドラッグについて話したり、ニュースで報道される恐ろしい事件について話したりしても、その意味することや実態がわかっているから、話してもかまわないはずだ。


Q:あなたはあなたが話すことの中にあるユーモアに焦点を当てたり、そのことをわかってくれる人たちがいてほしいと思いますか?

そうだね、僕らはテキストメッセージやSMSをやる世界に今は暮らしているので、声のトーンや調子で表現するのはむずかしいし、今の若い人たちに話そうとするときでさえ、彼らがあまりにも人を書いているものを読んで定義することになれているので、目を見て話すこともできないんだ。僕は人々にあんまり僕のことをまじめに受け取らないでほしいけれど、それと同時に僕が年齢を重ねるに連れて、自分が若者たちや若いスケーターたちの模範であるということも理解し始めているから、彼らが信じて理解できるようないいことを言わなくてはいけないということもわかってきている。


Q:何か言ったときに、すぐに「おっと、これはまずいかもしれない」とわかったときがありますか?

数年前にドラッグ関連のことを何回か話したときだね。コカインについてだ。僕は若くて、若いということは、ドラッグについて話したり、ドラッグに調子を合わせたりする文化の一部だということなんだけど、プレスやジャッジ、僕がやっている競技や分野の人たちからたたかれたことを通じて、やってはいけないことだったとわかったよ。僕は縮こまってしまった―――よく縮こまるんだ。でも、僕の言ったことの後ろにはいつも僕がいるんだから、仕方が無い。


Q:ロシアへの興味はどこから来ているのですか?

わからない。ペンシルバニア州の小さな町(コーテスヴィル)で育ち、ロシアやソビエト連邦について知っていたのは、冷戦時代に生きてきた僕の祖父母や両親から聞かされるものだったから、悪いことばかりだった。でも、魅力を見出して、それを持ち続けたんだ。ロシアは2番目のふるさとのように感じている。二つ目の祖国だ。ロシアに行って、もっと学習し、もっと知ることができる機会があったら、決して見逃さない。ここに来る前、僕は実際、ロシアに住む友人の一人と話をして、スケートをやめたらすぐに、モスクワからウラジオストックへの旅行をしなくちゃいけないとい話してたんだ。どうしてロシアが僕を魅了したのかはわからないけれど、歴史やあの国のロマンチックな歴史を楽しんでいる。社会主義時代についてはあまり知らないけれど、あの国のすべてのロマンチックなものや文化が大好きだ。


Q:日本以外に、ロックスターのような扱いを受ける国はありますか?

ロシア、韓国、中国なんかはすごいね。アメリカでは今はそれほどフィギュアスケートが人気が無いので、できればみんなが関心を持ってくれて、僕がもう一度みんながこのスポーツに興味を持つように手助けができることを祈っている。


Q;最後の質問、ボクサーパンツかブリーフか?

(笑いながら)間違いなく、ブリーフだ。僕はフィギュアスケーターで僕たちはみんなびっちりした服や密着した衣装を着るから、何でもそれにあわせなくちゃいけないんだ。(IHT/Asahi;December 3,2008)

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