ジャーナル 4月2日付 What a Year・・・

|

4月2日付のジャーナルの訳です。

とても前向きで明るい内容になっています。
こういった記事でシーズンを締めくくれたというのはすごく嬉しいことだなと思います。
ジャーナルによると今年も日本に来てくれるようです。

journal
Wednesday, April 2, 2008

Title: What a year...

いつも僕のウェブサイトを見てくれてありがとう。みんながアレルギーに苦しめられたりしないで、元気に春の訪れを楽しんでくれていたらいいな。前回サイトを更新してからは、ロシアでトレーニングをつんだり、'The Donald'氏とお会いしたり、家を探したりして過ごしていた。それから僕にとって五度目になる世界選手権があったね。

世界選手権の1週間半前に僕は、練習の為にニュージャージーを離れモスクワへ行ったんだ。(モスクワでは)普段中々会うことの出来ない友人に会えるし、世界選手権に向けて集中して練習できる。本当に嬉しかったよ。僕は、OlympiskiiでElena Anatolievna Tchaikovskaya、それから彼女の仲間と一緒に練習していたんだ。調子も良かったし、本当に気持ち良く素晴らしい練習が出来たよ。僕はロシアに来るといつも気持ちを高めて、奮起することが出来るんだ。

モスクワでは、ボリショイ劇場で"Le Corsaire."を見ることが出来た。Nikolay Tsiskaridze氏が僕を招待してくれたんだ!今回観て、Le Corsaire(海賊)が「白鳥の湖」を抜いて僕の一番のお気に入りになったよ。バレーが終わるとバックステージに行って、Nikolay氏と一緒に写真を撮ったんだよ。ボリショイ劇場のバックステージはとにかく凄かった。あのカーテンの後ろ側(ステージ)に実際立っているわけだからね。ボリショイのステージに立った事で僕は、世界選手権に向けて物凄いエネルギーを貰うことが出来たよ。その上、あの伝説のバレーダンサー、Nikolay氏が僕のことを応援してくれたんだ。モスクワを離れるのは辛かったけど、僕にはスウェーデンでやらなければならないことがあったからね。

ロシアにいる間はまるで泡に包まれているようなもので、(世界選手権やスケートに関する)どんなニュースも僕の耳に入ってこないんだ。だからスウェーデンニ到着したときには完璧に集中する事が出来たよ。特に目を見張るような事はなかったけど、日々の練習は無難にこなしていたかな。世界選手権に来れるって事はいつでも本当に素晴らしいことなんだ。そこでは全ての役者が揃っているわけだからね。みんな(嬉しいような帰ってしまいたいような)複雑な心境ではあるだろうけど、スケート選手はみんなある意味家族のような感じになっているから、世界選手権でみんなに会えるを楽しみにしているはずだよ。ショートプログラムでは今シーズンでもベストな演技が出来て二位につけた。ジャンプはちょっと浮き気味だったけど、演技にはとても満足していたし、フリープログラムに向け良い自信になったんだ。

フリープログラムでは死ぬほど緊張したよ。何故だか判らないんだけど、失敗してしまいそうで怖くて仕方がなかった。Galina Yakovlevnaは僕が緊張しているのを見て、演技と着地に集中するようにってアドバイスしてくれた。僕はその通り集中して、何とか上手くやったと思うよ。世界選手権での演技は今シーズン最悪な出来だったけど、がっかりしているわけではないんだ。4回転では両足で着氷してしまったし、ほとんど全てのジャンプはぶれてしまった。でもそれは僕が最後まで精一杯頑張った結果なんだ。先シーズンの僕ならきっと途中で諦めてしまっていたはずだ。僕は最終グループの二番目に滑ったから、僕がメダルを取れるかどうかは残りの選手の結果を待たなければならなかった。僕はmixed zoneで僕がメダルを取れたことを知ったんだ。とてもドキドキしたよ。何て言ったらいいのか判らないんだけど、シーズンをずっと戦い続けてきた肩の荷が下りたような、そんな気がした。僕は3位に入って、(世界選手権で)アメリカ人唯一のメダリストになれたことをとても誇りに思っているよ。

試合の翌日はお祭りのようだった。僕はエキシビジョンで"Ave Maria"を滑ったんだ。素晴らしい出来だったと思うよ。その日は日曜日の復活祭だったから"Ave Maria"を滑るには最高の日だったといえるね。アリーナはいつも満員で、スウェーデンの人達はまるで自国の選手のように全てのスケーターを応援してくれていた。僕はこの素晴らしい観客のことを決して忘れる事はないよ。アメリカやスウェーデンの他にロシアや日本からも僕を応援しにきてくれていたんだ。僕のためのバナーをいろいろなところで見つけて、とても感動したよ。僕はアメリカだけでなく、本当に色々な国のファンの人たちに応援してもらって、そして支えられていることに心から感謝しているんだ。世界中ほとんどの国の人たちにね!

選手としてだけでなく観客の一人としても世界選手権は本当に面白かった。僕はそのほとんどをホテルのテレビで観たんだけど、どれも本当に素晴らしかった。女子は本当に厳しい戦いになったけど、浅田真央選手が新チャンピオンになってとても嬉しいよ。ペアはドラマにあふれていたね。フランスのペアが世界チャンピオンになるなんて素晴らしいことだよ。男子シングルも少しだけ観たんだけど、Sergey Voronov選手の演技にはとても感激したんだ。それにBrian Joubertも Jeffrey Buttleも本当に素晴らしかったから、あの二人がトップ2になったのは当然の事だと思っているよ。

Evan Lysacekが試合に出ないと知った時はとてもショックだった。モスクワから現地に入ってすぐに彼が怪我をしたって聞いて、心から残念に思ったんだ。アメリカチームって感じになってしまうと困るんだけど、記者の人たちはみんなEvanの事ばかり聞いてくるからね。でもアメリカ人選手の中に彼がいないなんて本当に妙な感じだった。世界選手権は一年間精一杯戦ってきた集大成のようなものだし、僕らはみんな生活の全てをスケートに捧げて一生懸命努力しているわけだから、Evanのような素晴らしいスケーターが試合に出られないことは残念で仕方がなかった。彼の怪我が一日も早く治って、また来シーズン素晴らしいスケートを見られるよう願っているよ。記者の中には、記事を売る為にあることないこと書き立てるひどい人もいるけど、これが僕のEvanに対する正直な気持ちなんだ。ライバルがいてくれるからこそ僕はさらに上を目指して頑張っていけるんだからね。

今シーズンをもう一度振り返ってみて、僕自身、本当に素晴らしいシーズンだったと思っているんだ。10月の日米対抗戦ではアメリカチームの勝利に貢献する事が出来たし、ロシアでは賞も貰った。中国大会での金メダルに続いてロシア大会でも金メダルを獲ることができたしね。僕はロシア大会で初めて優勝したアメリカ人シングルスケーターだったんだよ。それに、今シーズンはGrand Prix Finalに初めて出場する事ができたし、全米では二位になった。僕にとって初めてとなる世界大会でのメダルも手に入れることが出来たんだ。本当に充実した素晴らしいシーズンがおくれてとても満足しているんだ。僕はこんな風に変われたことをとても嬉しく思っているし、大きく成長する事が出来たと思う。また有力選手の一人として戻って来る事が出来て、本当に幸せだったよ。

これからのオフシーズンも夏のトレーニングも良いことばかりだよ。世界中でアイスショーをすることになってるんだ。今のところ、日本でのDreams on Ice と Champions On Iceのショーを、それからイリノイ州でショーをする事が決まっているかな。他にもいくつかのショーを頼まれているんだけど、夏には新しいプログラム作りや練習にじっくりと取り組めると思うよ。もっと国内でショーをやっていきたいと思っているんだけど、現時点では3箇所くらいになりそうかな。スケジュールが決まり次第、また知らせていくからね。色々なところへ行けるのが本当に楽しみだよ!まだ曲も振り付けも決まっていないんだけど、次のジャーナルではきっと詳しく書けると思うよ。

今年の夏で24歳だなんて信じられないな。( これは良いニュースだけど、ハーレムにあるフィギュアスケート協会(benefit for Figure Skating in Harlem)の Donald Trump氏が世界選手権のお祝いをしてくれたんだ。それからニュージャージーニ新しい家を探しているところだよ。ニュージャージー州の税金はばかに高いけどね) 

今回のジャーナルは何だか取りとめがなくって判りにくかったかな。でも書きたいことは全部書けたと思うよ。もし誰かを傷つけるような事を書いてしまっていたとしたら申し訳ないんだけど、僕はこのジャーナルで今シーズン僕を支え続けてくれたファンのみんなに感謝の気持ちを伝えたいと思っているんだ。来シーズンもみんなに応援してもらえると嬉しいな。今シーズンあらゆる面で僕を支えてくれたみんなに感謝している。みんな元気に春を楽しんでね。

With love,
-Johnny


Search