IFSインタビュー

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かなり長いものだったので
簡単に訳させていただいております。
一語一句訳してませんが何を言っているかは分かるように
訳したつもりです(^^;;

原文はこちらhttp://www.ifsmagazine.com/forum/index.php?showtopic=501

ジョニーご飯食べようよ。。。

ジョニーウイアーは労働者階級の息子として誕生しペンシルバニア州で成長した。幼い頃から本業のフィギュアスケート以外でも多才であったジョニーは乗馬においてもその天才ぶりを発揮し、愛馬Shadowと出場したペンシルバニアの大会ではチャンピオンにもなっている。
しかし、12歳のクリスマスにプレゼントされたスケート靴がフィギュアスケートを始めるきっかけとなる。ジョニーは愛馬Shadowと別れ、フィギュアスケーターとしての決して早いとは言えないスタートを切った。その5年後、ジョニーはジュニア世界大会で優勝を飾っている。


IFS:これまでに3度のナショナルチャンピオンに輝き、今月末ミネソタで行われる大会で4度目の優勝を狙うジョニーとのインタビューです。

IFS:長年続いてきたChampions on Ice のツアーが中止され、あなたを含め多くのスケーターが収入の面で影響を受けた事と思いますが、あなたはIlia Auverbukhからロシアでのショーのオファーを受けておられますね。アメリカ人スケーターでありながら、アイスダンス世界チャンピオンでもあるロシア人、Ilia Auverbukhとこのような親密な関係を築けるのは何故でしょうか?

Weir:彼(Ilia)が、Delaware rinkで練習している時僕もそこで練習していたんだ。でも当時の僕はとても若くて有名でもなかった。ぼくにとって初めてのGrandPrix シーズンで何度か一緒になることがあったし、スケート会は小さな世界だからジュニアチャンピオンになった頃にはお互い顔見知りになっていた。2006年のトリノ五輪で隣り合わせた時に、彼らの衣装の話から始まり、ショーの話がでたんだ。僕はロシアが大好きだし、ロシアにはファンも多い。僕をショーに起用する事はショーを運営しているIliaにとって好都合だったのかも知れないね。

IFS:あなたはGrand Prixシーズンの早い時機に、Cup of Chinaで優勝されましたね。ショートではEvanについで2位につき、最終的には2004年以来初となるゴールドメダルを手にされました。この優勝の影には何があったのでしょうか?

Weir:新しいコーチであるGalinaの影響が大きいかな。彼女は過去を振り返るのではなく常に前を向いて前進していく事を教えてくれた。確かに僕はCup of Chinaのショートで、国内最大のライ
バルでもあるEvanに次ぐ2位に終わった。でもショートの出来は良かったし、Galinaも僕も次のフリーで素晴らしい演技をすることに集中したんだ。これは精神面での話しなんだけど、Cup of Chinaは僕にとってショートでの演技や順位が次のフリーに影響しなかった初めての大会になった。他のスケーターと違って、スケートを始めてジュニアチャンピオンになるまで僕には4年しかなかったから、トップレベルで競い合うのに必要な精神面での強さを充分に養うことができていなかったんだ。
今初めて、僕はトップスケーターとして(精神面でも)充分に成長できたと感じている。もし失敗しても次で取り返せるって気付く事が出来たからね。

IFS:Cup of Russia では2度の世界チャンピオンに輝いたStephan Lambielと戦っていますね。続くトリノで行われたGrand Prix Finalであなたは良い演技が出来ず、Lambielが金メダルを取りました。ジャンプでのミスがあったにもかかわらず彼の演技は観客を魅了しました。あなたもLambielも完璧な演技をしたと仮定して、あなたがLambielのフリーでの得点を超えることは可能でしょうか?

Weir:個人的に僕はLambielの質の高い演技を素晴らしいと思っている。僕には出来ないことだが、彼は演技を通じて観客の心を掴むが出来るんだ。今シーズン、マスコミは彼のトリプルアクセルばかりに注目していたけれど、僕から言わせれば、例え全くジャンプを飛ばなかったとしても、彼のプログラムは充分に見る価値のあるものだったと思う。彼のスケートであまり好きではない点はもちろんあるし、僕のほうが優れている点もある。でも彼はとても表現力豊かで観客と一体になれる --- 僕はそれをとても羨ましく思っている
んだ。

IFS: 数年前あなたと観客との間には一体感が無いと話合いました。当時のあなたはアイコンタクトをせず、観客から切り離されているようにも見えました。その点について何か変化はありましたか?またあなた自身、変わりたいとの思いはありますか?

Weir:僕には、何故自分がそのように滑るのかはわからないけれど、それが自分にとって自然だからそうしているんだ。正直な話、アリーナで何千人もの人たちの前に立つと本来の自分に戻ってしまうものなんだよ。僕は僕自身の為に滑っているし、僕には僕のスタイルがある。前シーズン僕は(スタイルを変えて)新しいことに挑戦してみたけど、上手くいかなかったよ。

IFS:そう!うんと“男くさいバージョン”のジョニーでしたね。(スタイルチェンジが)昨シーズンの敗因かしら?

Weir:そうだね。昨シーズンの僕はシリーズ前にすでに燃え尽きてしまっていた。だからこそ何か新しいことに挑戦しようと思ったんだ。
それで髪や髭を伸ばしたりして男くさい感じに変えてみたんだ。(新しいスタイルに)挑戦したことには満足しているけど、結果的には
あまり上手くいかなかったかな。

IFS:将来的にもう一度あのスタイルを試してみる気はあるかしら?

Weir:絶対に無いとはいえないけど、引退までにそれほど多くのシーズンが残されているわけではないからね。
今現在とても調子がいいし、何と言われようと今のスタイルが気に入っているよ。

IFS:あなたはロシアがとても好きだけど、2014年のSochi(ロシア)五輪まで競技を続けたいと考えていますか?(Sochiでは)あなたは29歳でソロスケーターとしては年配と言えるかもしれませんが、アイスダンスなどへの転向は考えていらっしゃいますか?

Weir:2014年のSochiでも戦えたら素晴らしいと思うけど、今は2010年のバンクーバー五輪に焦点をあわせているんだ。
現実的には、男子シングルではSochiまでに力のある若い選手が台頭してくるだろうし、わずか4年でアイスダンスなど他のものに転向することも難しいだろうね。でも前回のオリンピックチャンピオンとしてSochiのリンクに立つことができたらどんなにすばらしいだろうね。

IFS:今シーズン、新しいスターにスポットがあてられる事は無く、スター選手の引退やフィギュアスケート界の衰退など暗いニュースばかりが紙面を飾りました。あなたはその点についてどうお考えですか?

Weir:多くの人にとってフィギュアスケートは女性のスポーツだ。僕ら男子スケーターがいくら頑張っても女性スケーターのようなわけにはいかないんだよ。だから、Sashaがトリノで優勝していたらアメリカにおいてフィギュアスケートはまだまだ人気があっただろうって言う人は多いよね。男子シングルではEvanもいるし、アイスダンスではTanithとBenが頑張っている。フィギュア界にスターがいないわけではなくて、(女子シングルのように)一般受けするスターがいないと言うことなんだ。でも結果を残す事が出来ればこういった状況を変えることが出来るかもしれない。Kwanの成功の上にTara Lipinskiの人気があり、Kristi Yamaguchiが礎を築いたからこそNancyは注目をあびることが出来た。その意味では、Kwan と Cohenの引退で(引き継がれてきた)一つの世代が終わってしまったとは感じるね。

IFS:マスコミ関係者以外の著名人の中には、あなたは単なるスポーツ選手以上の存在だと考えている人たちがいますね。Perez Hiltonもその一人ですし、その他にも多くのサイトがあなたを応援しています。それについてはどうですか?

Weir:僕自身はそれほどインターネットに詳しい訳ではないんだけど、その影響力は甚大だ。Perezが彼のサイトで僕がMellisaやDenisと踊った“FallenAngels”について紹介してくれたおかげで、より多くの人の声援を実際に感じる事が出来、とても感謝しているよ。それにネットでの情報がレーダーになる事もあるんだ。例えばウクライナのウエブサイトで僕が最も熱いアスリートに選ばれた事をきっかけにして、スポーツ雑誌の表紙を頼まれた事もあるんだよ。スケートに興味がある人だけでなく、より多くの人に僕の(スケート選手としてだけでなく)色々な面を知ってもらえることはとても意味があることだと思うんだ。

IFS:そういった意味では、あなたがスケートを引退後の助けになるでしょうか?

Weir:今のところ僕はフィギュアスケートで生活しているけど、一生涯スケートで食べていけるわけではないんだ。将来的にはファッションやデザインなど芸術面での仕事をしていきたいと思っている。そのためには大学に入って勉強する必要があるんだ。フィギュアスケーターであるおかげでVera Wangのような人に僕のことを知ってもらうことが出来たし、振り付けや音楽等フィギュアでの経験は芸術面での良いトレーニングになっていると思うよ。引退してからもショーでは滑りたいと思っているからこれからもずっとスケートとは関わっていくことになると思うよ。

IFS:以前ファッションショーやパーティーに参加する事で練習時間を無駄にしているとの指摘がありましたね。シーズン初めにはそのような批判に対し、あなたは(スケート以外での活動を)控えていくとのことでした。実際には1年のうちでほんの2~3日程度をショーやパーティーの為に費やしているに過ぎませんが、それでもあなたはファッションショーやパーティーへの参加を減らす必要があると本当に考えていますか?それともそういった批判への対応として参加を控えられたのでしょうか?

Weir:今シーズン僕は時間ではなくエネルギーに焦点を当てているんだ。ショーやパーティーに参加する為のスケジュール管理や移動の為に必要なエネルギーをスケートの練習の為に使うことにしたんだよ。それで批判されることは少なくなったのかもしれないね。とは言え、ぼくが人生を少し楽しみたいと考えたとしても、決して悪いことではないんだ。僕がずっと力を入れている“The Human Rights Campaign ”というのがあってHeatherette Fashionもそのプロジェクトの重要な一部なんだ。
Elton Johnが主催するAIDS撲滅キャンペーンで、AIDSの研究とその治療の為に尽力しているんだよ。その活動において、有名人に会ったり、綺麗な服を着て美味しいものを食べる事もある。僕を批判する人もいるだろうけど、もしこういった活動がスケートの練習の妨げになり、コーチであるGalinaが参加を取りやめるように僕に言ったなら、僕は彼女の意見を尊重するよ。 僕はスケートの練習を妨げない範囲で色々やっているんだ。

IFS:(今シーズン)コーチを変え、より厳しい練習をつむ決意をされたのは昨シーズンのTokyo World Championships の後ですか?

Weir:実際にはTokyoの前かもしれないね。何か新しいものが必要だって感じたんだ。長年コーチしてくれたPriscillaが悪かったわけではないんだよ。ただお互い馴れ合いになってしまっていた。昨シーズンの僕はスケートを楽しむことが出来ず落ち込んでいたんだ。Pricillaはずっと僕を支えてきてくれたし、今でもそれは変わらない。ただ昨シーズンの僕はチャンピオンになりたいのに、スケートへの意欲を失い、Pricillaもそんな僕のやる気を引き出すことができずにいた。Tokyo の大会でエキシビジョンのメンバーにすら入れなかった僕は、4日間、母と二人で東京を歩き回り、コーチを変えることについて話し合ったんだ。これまでに僕は、僕のスケートスタイルにはアメリカ人よりもロシア人のコーチが合っていると沢山の人に言われてきた。Pricillaはもちろん初心者からオリンピックレベルまでのあらゆる人にとって最も素晴らしいアメリカ人コーチと言えるよ。

IFS:全米チャンピオンの座を奪回する上で重要な事とそうでないことを教えて下さい。

Weir:去年の僕と違い、今年はこれまでで一番練習してきたし、もう一度チャンピオンになる為の準備は整っているんだ。Evanが信じられないほどの練習をつんできていることも知っている。だからこそ彼はPlushenkoのような素晴らしいスケーターになったんだ。でも同時に僕のほうが優れているという確信もある。だから試合に出てきちんと滑りさえすれば負けることは無いよ。Evanと僕とは全く違うタイプの人間だし、二人とも同じものを手に入れようと努力しているライバル同士なんだ。人間的に彼のファンだって訳ではないけど、Evanは悪いやつではないよ。昨シーズン僕は1度も彼に勝つことが出来なかった。彼が強くて僕は弱かったからだ。今シーズン僕は彼に勝つことが出来るはずだ。思い通りの結果(チャンピオンを奪回する)をえるために上手く滑る。ただそれだけだよ。

IFS:Evanかその他の選手のどちらかに金メダルを奪われるなら、あなたにとってどちらがより悔しいですか?チャンピオンの座を奪われるとするならそれはEvanであって欲しい思いますか?それともEvan以外の誰かであって欲しいですか?

Weir:もし僕が2位で誰か他の人が1位であるとするなら、それは間違いなくEvanになるだろう。Evanが1位の方が良いというわけではなくて、そうなるだろうということなんだ。PlushenkoとYagudinのような関係だね。どちらかが負けると必ずもう一方が優勝する。Evanと僕とは常に上位2位を争いあう事になると思うよ。

IFS:ではトップスケーターとして、あなたが日課にしている事を教えて下さい。何か続けてやっている事はありますか?またもっと時間をとりたいと感じていることがあれば教えて下さい。

Weir:僕はとても計画的なタイプで予定通りに行動することが多いんだ。日曜は休みを取るね。それ以外は7時に起きて、シャワーをあびるとその日初めてのコーヒーを飲む。その後車でリンクに通いテンポの速い曲を聴いて目を覚ます。そしてスターバックスで(2杯目の)コーヒーを飲むんだ。
練習が終わると家に帰ってメールチェックをしテレビを見るか少し昼寝をすることもある。そして2度目の練習に向いスターバックスでの2杯目のコーヒーを飲む。練習が上手くいくと僕は幸せなんだ。早く練習が終わった日は音楽が鳴り響く車でもう一度スターバックスに行きスターバックスでの3杯目のコーヒーを飲み、4時から6時の間には家に戻るよ。夕食時間は僕にとっては日焼けの時間でもある。日焼けは病的に見せない為に必要なんだ。それに病院や美容院の予約、車の修理なんかもこの時間にしているよ。夕食は自分で作るんだ。デザートもポテトもなしで少しのお肉とサラダを食べて、5度目の最後のコーヒーを飲むんだ。それからロシアの友達に電話をかけるんだけど、ロシアではもう2時になっているから友達はとっても嫌がるんだよ(笑)。その頃には洗濯も終わっている。僕は(神経質なほど)きれい好きで何度も掃除機をかけるし、おもちゃなんかもきちんと洗浄するんだ。そして体重計に乗って体重をカレンダーに書き込む。僕はネイルもするし、歯も3回きっちり磨く。髭剃りは苦手なので2週間に一度だけシェイブするんだ。クリームやローションも塗るし、パックもしている。毎日この通りに行動しているよ。洋服ダンスの整頓をすることもあるね。後、毎晩母に電話しているかな。

IFS:あなたのスケジュールは本当に大変ね。聞いていると無性にピザでも注文したい気分になるんだけど…

Weir:それはやめておくよ。フィギュアスケーターにとって体重管理はとても重要なんだ。ジャンプを飛んだり、フリープログラムを滑りきるために、適正な体重を保つ必要があるんだ。僕は夏に太ってしまうんで、秋にはダイエットを始める。9月から始まるシーズン中はいくらお腹が空いても我慢する。健康的とは言えないけど僕にはこの方法が合っているんだ。結果を出す為に必要最低限のものだけを食べるようにしている。腹を空かせた犬はいつでも狐を捕る事が出来るからね。

IFS:あなたの好きな言葉に“Upon the brink of a wild stream, he stood and dreamt a mighty
dream”(水辺に立って、とてつもない夢を見る)というロシアの詩人Pushkinsの言葉がありますね。この言葉は裏のトウモロコシ畑の間を流れる凍りついた川に立つあなたを連想させるのでしょうか?

Weir:この詩を(スケートを始めた頃の)僕のようだと感じる事はあるよ。でも同じように夢を持つ多くの人の為の詩でもあるんだ。僕は夢をかなえることが出来たけど、それは応援してくれたみんなの力なしでは決してかなえることは出来なかった。初めてスケート靴を履いて氷にたった時のことを思い出させてくれるこの言葉は僕にとって特別なものなんだ。氷が溶け始めた時どれほど悲しかったことか。凍りついたトウモロコシ畑にたった一人で立っていた僕はオリンピックの舞台で衣装を纏い人々の喝采を受ける自分の姿を思い浮かべていたんだ。

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